ACPとは？

ACP（アドバンス・ケア・プランニング）とは、医療や介護が必要になった時に、自分らしく過ごすことができるよう、人生の最終段階に向けて大切にしていることや、望んでいること、どこでどのような医療や介護を望むかを、信頼できる人と繰り返し話し合い、共有するプロセスを指し、本人の意思決定を支援する取り組みです。

愛称として「人生会議」と呼びます。

美作市では、このACPを広めるため、わかりやすい冊子「美作市版ACP」を作成しました。

ぜひこの冊子を活用し、ご自分の気持ちや考え方について、家族や信頼できる人と話し合うことからはじてみませんか。

ACPの進め方

STEP1 【考える】

• 自分の好きなこと、大切にしてきたことはどのようなことですか
• どのような医療や介護を望んでいますか
• 最期をどこで迎えたいですか
• 信頼できる人は誰がいますか

これまで生きてきて大切にしていること、自分らしく暮らしていくために、譲れないことなどを考えてみます。

改めて自分の想いと向き合うことで、自分が望んでいることが何かを確認します。

STEP2 【話し合う】

• 家族や友人など信頼できる人と話しあいましょう
• かかりつけの医師やケアマネジャーとも話し合いましょう

意見がまとまらなくても大丈夫です。

何度も話し合うなかで、自分の思いをしっかり考えていきます。

STEP3【共有する】

• 話し合ったことを記録し、みんなで共有しましょう

気持ちは変わるので何度もSTEP1～3を繰り返すことが大切です。

人生会議で何かを決める必要はありません。

対話を通してあなたの思いを共有しておくことが大切です。

配布場所

美作市版ACP（人生会議）は美作市役所や各総合支所で配布しています。

また、下記のQRコードからダウンロードすることもできます。