長福寺

岡山県下最古の木造塔建築

明徳年間(1350年頃)に真言宗の寺院になった長福寺は、奈良時代(757年)に唐の高僧鑑真和尚が開基したと伝えられています。

もともとは真木山(まきさん)の山頂にありましたが、度重なる火災により、昭和3年に寺院が、昭和26年に三重塔が現在の場所に移りました。

鎌倉時代中期の弘安8(1285)年に天台宗の円源上人によって建立された高さ約22mの三重塔は、岡山県下最古の木造塔建築とされ、国指定重要文化財や「おかやま県歴史の旅百選」にも選定されています。

また、寺院には、木造十一面観音立像、絹本著色十二天像図、絹本著色両界曼荼羅図、絹本著色動明王像図など16点の国指定重要文化財が所蔵されています。

平成27年6月には杮葺き(こけらぶき)の屋根が葺き替えられ、真木山の四季折々の風景と合わせて美しい景観が楽しめます。

長福寺の三重塔が建つ山の裏手には、真木山から流れ出る千早の滝もあります。

三重塔
長福寺
千早の滝
基本情報
名称 長福寺
フリガナ チョウフクジ
住所 〒701-2602
岡山県美作市真神414
アクセス 中国自動車美作ICより車で40分
山陽自動車道山陽ICより車で1時間
駐車場 あり(普通車、バス・無料)
電話番号 0868-74-2026(長福寺)
0868-74-3111(英田総合支所)

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