萩原市長就任のあいさつ
第4期(令和8年3月30日)の就任に際して
はじめに
このたびの市長選挙におきまして、多くの市民の皆様からご信任を賜り、引き続き市政運営を担わせていただくこととなりました。
改めて、その責任の重さを胸に刻み、誰もが笑顔で幸せに暮らし続けるまちの実現に向け、誠心誠意取り組んでまいります。
市政の原点
私が大切にしてきたのは、市民の皆様の「声なき声」を市政に反映させることです。
行政懇談会などを通じて地域に出向き、直接お話を伺うことを続けてきました。
「要望あっての市政」「市民の皆様のために仕事をする」という姿勢を、市役所の隅々まで行き渡らせる努力を重ねてまいりました。
財政は市政を前に進める力
市民の皆様のご理解とご協力に支えられ、本市の財政はこの12年間で大きく改善しました。
将来への負担を増やさない健全な財政運営に努め、備えを持てる状態へと転じています。
この財政の力を、暮らしを守り、未来をつくるために生かします。
黙って縮むわけにはいかない
人口減少は、本市にとって大きな課題です。
しかし、あきらめてはなりません。
地域の生活を守り、子育てと教育を磨き、まちづくりと産業を前に進めます。
他の地域と比べても「より住みやすい」と実感できるまちをつくります。
生活を守り、未来へ攻める: 5つの重点
市民の皆様の声を踏まえ、暮らしの安心と将来への成長を両立させるよう、次の5つを柱に市政を前へ進めます。
1. 生活を守る
- 人口が減少しても、市周辺部の医療・介護・生活の基盤は、市費を投入する覚悟で守ります。
- 過疎地域の生活を守るため、巡回普及員の配置を進めます。
- 警察等と連携し、防犯カメラの追加設置を含め、安全対策を充実させます。
2. 子育て・教育は攻める
- 子どもたち一人ひとりの特性に応じた「個別最適な学び」を拡大します。
- 産前産後ケアは、現在でも県内トップ水準ですが、さらに磨き上げ、全国最高レベルを目指します。
- 公民館の活動を県北トップレベルに充実させます。
- 学びの拠点として林野高校を県北で最も輝かせます。
- 滋慶学園と協力し、「美作市スポーツ医療看護専門学校」の拡充を進めます。
3. 財政の健全性はしっかり守る
- 財政の健全性の鍵は将来負担比率です。将来への負担の先送りはゼロの状態を維持し、健全な状態を次の世代へ引き継ぎます。
- 基金の運用、都市公園の地方交付税、ふるさと納税、森林環境譲与税などの収入確保を継続します。
- 個人及び企業版ふるさと納税による財源の拡大を進めます。
4. まちづくりは攻める
- 庁舎周辺は宅地化を促し、人口流入を後押しします。
- 湯郷等の都市計画区域では、本市初となる「市街地再開発」または「区画整理」を目指します。
- 子どもの遊べる防災公園と文化施設の整備を進めます。
- 江見商業高校跡地の旧校舎は、県に撤去を要請し、産業用地として活用できるよう進めます。
- 市の南部に新たな産業団地を構想し、雇用の場と地域経済を支える基盤づくりにつなげます。
- 河川の浚渫をはじめ、安全対策を計画的に進めます。
5. 産業政策は攻める
- 投資規模1,000億円以上のインパクトのある産業立地に取り組み、市民所得の向上と、安定した財源の確保につなげます。
- 木材化学産業の研究を進め、森林の持続的な利活用を拡大します。
- 多面的機能支払交付金や中山間地域等直接支払制度の活用をさらに拡大し、有機農業にもチャレンジします。
- 農業、林業、工業、土木建築、介護などで、優秀な外国人材の獲得を進めます。
- 産業立地や企業活動を支える交通基盤として、美作岡山道路の早期の全通と北部延伸に向け、国・県など関係機関へ強力な要請を行い、実現に向けて取り組みます。
「聴く」から「創る」へ
市政は、市民の皆様とともにつくるものです。
行政懇談会などを通じて声を伺い、市政の隅々まで気を配ります。
丁寧に、そして確実に、課題を解決してまいります。
人口減少という現実から目をそらさず、決してあきらめません。
強い地域経済をつくり、暮らしを支える福祉を一層充実させ、人口減少に歯止めをかけます。
「黙って縮むわけにはいかない」この思いで、美作市を前に進めます。
市民の皆様、議会の皆様、関係するすべての皆様の、より一層のご支援とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
美作市長 萩原 誠司
このページに関するお問い合わせ先
総務部 秘書課
〒707-8501 岡山県美作市美来1番地
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