被覆肥料の被膜殻の流出防止対策

被覆肥料に使われるプラスチックの流出を防ぎましょう

プラスチック被覆肥料とは

  • 作物の生育に応じて肥料成分が溶け出すことから、春に投入することで、夏場の追肥を省力化できる肥料です。
  • また、肥料の投入量も減り、地下水への流出などが抑えられ、環境への負荷も低減できる肥料です。
プラスチック被覆肥料
プラスチック肥料

プラスチック被膜殻の流出について

  • 被膜殻は、水田の ほ場から水路や河川を通じて海洋に流出し、海洋汚染の要因 となることが指摘されています。
  • そのため、プラスチック被覆肥料を使用したとしても 被膜殻がほ場から流出しないよう に気をつける必要があります。

プラスチック被覆肥料の代替技術等の例

代替技術

プラスチックを使用しない緩効性肥料への切替

  • 硝化抑制剤入り流し込み液肥
  • 硫黄コート
  • ウレアホルム など

省力的な施肥体系への切替

  • ドローンによる局所施肥
  • ペースト2段施肥技術 など
硫化抑制剤入り流し込み液肥
ドローンによる局所施肥

流出防止対策

  • 浅水代かき
  • 自然落水
  • 排水口におけるネットの設置 など
浅水代かき
排水口にネットで流出防止

参考資料

お問合せ先

  • 岡山県農林水産部 農産課
    電話番号:086-226-7422
  • 勝英農業普及指導センター
    電話番号:0868-73-4067

このページに関するお問い合わせ先

農林政策部 農業政策課
〒707-8501 岡山県美作市栄町38番地2
電話番号:0868-72-6694
ファックス:0868-72-8094
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