三九郎稲荷
古町の町並み散策の立ち寄りスポット
古町町並み保存地区から徒歩3分ほどの場所にある三九郎稲荷は、五穀豊穣や健康などにご利益があるといわれています。
何本もの赤い鳥居が印象的ですが、ここには次のような伝説が残っています。
元和元(1615)年、大坂落城の際に、豊臣方の首藤右衛門・小林三九郎等数人の武士は、城を脱出し、下庄の平尾九郎兵衛を頼りましたが、狐使いの名人であった三九郎は狐も連れてきていました。
この古狐は下町の竹山に移り住みましたが、元禄十(1698)年、幕府領となった古町の代官所に赴任した代官内山七兵衛が竹山で巻狩りを行ったことで、古狐は竹山に居ることができなくなり、古町に逃げて暴れまわり、疫病が流行りました。
そこで、京都より正一位の神位を申し受けた稲荷社を、字西山の桜尾に造営し、その古狐を神使いとしたのです。
名称 | 三九郎稲荷 |
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フリガナ | サンクロウイナリ |
住所 | 〒707-0412 岡山県美作市古町 |
アクセス | 鳥取自動車道大原ICより車で5分 智頭急行大原駅より徒歩5分 |