古町の町並み(古町町並み保存地区・旧因幡街道大原宿)
宿場町の面影を残す町並みを歴史散策
鳥取(因幡)から姫路(播磨)までを結び、古くから経済、文化、政治に、あるときは軍事的にも利用された因幡街道。
その宿場町として発展してきた歴史を持つ古町には「本陣」、「脇本陣」の遺構が町の中心部に現存しています。
後醍醐天皇が船上山(鳥取県)から京都へ引き上げるときもこの街道を利用した伝えられています。
江戸時代後期から明治・大正期の町屋を中心に町並みが構成されており、歴史的に重要な役割を果たした因幡街道の宿場町の景観を今なお保っています。
昭和61年に岡山県から「町並み保存地区」に指定されているほか、「おかやま歴史の旅百選」「新日本歩く道紀行100選」にも認定されています。
平成29年5月には、中国経済連合会・国土交通省中国地方整備局が認定する「夢街道ルネサンス」認定地区に選ばれました。
武蔵ゆかりの名所が点在する「武蔵の里」までは車で約5分です。
大原本陣
因幡街道を往復する鳥取藩主の池田家が参勤交代の途中に宿泊した建物。
数奇屋作りの御殿と御成門が今なお、その姿をとどめている。
約200年前の姿を残している本陣は稀少。
脇本陣
大名や幕府の重臣が本陣に泊まるとき、家老や奉行の宿舎となった建物。
主家(桁行七間半、梁間五間半の町家造り)、玄関、長屋門(桁行九間半、梁間一間半)・池庭・土蔵を備えています。
古町の主なイベント
4月「古町のひなまつり」
8月「よんないや夏祭りin古町」
10月「大原秋まつり」
名称 | 旧因幡街道大原宿 |
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フリガナ | キュウイナバカイドウオオハラジュク |
住所 | 〒707-0492 岡山県美作市古町 |
アクセス | 智頭急行大原駅から徒歩5分 鳥取自動車道大原ICより3分 |
電話番号 | 0868-78-3111 (大原総合支所) |