古町の町並み(古町町並み保存地区・旧因幡街道大原宿)
宿場町の面影を残す町並みを歴史散策
鳥取(因幡)から姫路(播磨)までを結び、古くから政治・経済・文化あるいは軍事的に利用されてきた因幡街道。
その宿場町「大原宿」として発展してきた歴史を持つ古町の町並みは、江戸時代後期から明治・大正期の町屋を主に構成され、中心部には「本陣」「脇本陣」の遺構が現存しています。
後醍醐天皇が鳥取の船上山から京都へ引き上げる際もこの街道を利用したと伝えられるなど、歴史的にも重要な役割を果たした宿場町の景観を今なお保つ町並みは、昭和61年に岡山県から「町並み保存地区」に指定されたほか、「おかやま歴史の旅百選」「新日本歩く道紀行100選」、中国経済連合会・国土交通省中国地方整備局が認定する「夢街道ルネサンス」認定地区にも選ばれています。
剣豪 宮本武蔵ゆかりの名所が点在する「武蔵の里」までは車で5分ほどです。

本陣
因幡街道を往復する鳥取藩主の池田家が参勤交代の途中に宿泊した建物。
数奇屋作りの御殿と御成門が今なおその姿をとどめており、約200年前の姿を残している本陣は稀少です。
脇本陣
大名や幕府の重臣が本陣に泊まるとき、家老や奉行の宿舎となった建物。
主家(桁行七間半、梁間五間半の町家造り)、玄関、長屋門(桁行九間半、梁間一間半)・池庭・土蔵を備えています。

名称 | 古町の町並み(旧因幡街道大原宿) |
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フリガナ | フルマチノマチナミ(キュウイナバカイドウオオハラジュク) |
住所 | 〒707-0412 岡山県美作市古町 |
アクセス | 鳥取自動車道大原ICより車で5分 智頭急行大原駅より徒歩5分 |
駐車場 | 大原総合支所の駐車場または古町集会所前をご利用ください。 |
電話番号 | 0868-78-3111(大原総合支所) |