湯郷温泉(ゆのごうおんせん)

岡山県を代表する、美作三湯のひとつ

温泉について

美作市の中心地に位置する湯郷温泉は、旧美作国・岡山県北エリアにある、湯原温泉、奥津温泉と並ぶ美作三湯(みまさかさんとう)のひとつで、岡山県を代表する温泉地です。

その由来は今から約1200年前、延暦寺の慈覚大師 円仁法師が西国巡礼の際に1羽の白鷺が足の傷を癒している様子を見て発見したと伝えられており、別名「鷺の湯」として、昔から親しまれてきました。

泉質は、窒素ガスを含んだ微弱アルカリ性ナトリウム・カルシウム塩化物泉で、湧出温度は40℃から43℃ほど、湧出量は1分間で約450ℓとなっています。

湯郷温泉のラジウム気泡を含んだ泉質は、長時間の入浴に適しており、このような泉質は世界的にも珍しいと報告されています。

無色透明の湯は、保湿や血行を促進するなど、お肌がつるつるになると評判なことから、別名「美人の湯」とも呼ばれています。

湯郷鷺温泉館
ふれあいの湯

温泉街について

温泉街には、和の情緒豊かな宿からモダンな宿まで、大小のホテル、旅館、民宿が15軒ほど立ち並ぶほか、無料の足湯「ふれあいの湯」や日帰り温泉が楽しめる「湯郷鷺温泉館」、源泉が湧く塩湯社や湯神社などがあり、さまざまなお客さんで賑わっています。

桃の節句には「湯郷温泉おひな祭り」、温泉街を流れる大谷川にホタルが飛び交う初夏には「湯郷温泉ホタルまつり」など、年間を通じてイベントも盛りだくさんです。

また、温泉街は「“おもちゃの街”宣言」を行っており、美作に伝わるさんぶ太郎伝説をモチーフにした大きなからくり時計、フィギュアコレクションやNゲージジオラマがある「湯郷温泉てつどう模型館&レトロおもちゃ館」、オルゴールコンサートが人気の「現代玩具博物館・オルゴール夢館」など、3世代で楽しめる街でもあります。

陶芸、アクセサリー製作、鹿皮クラフトなど物づくりの工房もあり、観光体験も豊富に楽しめるため、思い出作りにもぴったりです。

からくり時計
大谷川のほたる
基本情報
名称 湯郷温泉
フリガナ ユノゴウオンセン
住所 〒707-0062
岡山県美作市湯郷
アクセス 中国自動車道美作ICより車で10分
JR姫新線林野駅より宇野バス「岡山行き」で10分
岡山駅より宇野バス「林野駅・湯郷温泉行き」で100分
駐車場 市営湯郷駐車場(1日300円、24時間超過ごとに300円加算)
公式サイト 湯郷温泉ナビ(外部サイトへ移動)
電話番号 0868-72-0374(湯郷温泉観光協会)

最新の情報は、当該連絡先へのお問い合わせ、または公式サイトにてご確認ください。

地図情報