美作市では、人権教育推進の重要性を十分に認識し、人権が尊重された社会を築くため、美作市内に暮らすすべての人々が、生命の大切さ、人間としての尊厳について自覚を深め、人権問題を単に知識として理解するのではなく、差別などを他人ごととせず、自らの課題として受け止めて取り組み、「全ての人々が社会の一員としてお互いに尊重し支え合いながら明るい笑顔で暮らす共生社会の実現」に向けさらなる推進を図っていきたいと考えています。

そのためには、日常生活の中にある人権問題に直感的に気づくような感性や人権感覚をはぐくみ、社会全体での人権意識の高揚を図るとともに、互いの人権を尊重し支え合いながら、多様な考え方を認め合える社会を構築するためにも、一人ひとりが身近なことから考え、生活や活動の中で複雑・多様化する人権問題の解決に向けた取組をさらに進めることが重要です。

以上のような観点から、日本国憲法及び教育基本法、「やさしさとおもいやりで支え合う 人権尊重都市 みまさか」の精神を尊重し、人権問題の解決と人権が守られる社会の実現に向けて行動ができる美作市民の育成を目指し、「美作市人権教育・啓発推進基本計画（平成30年改訂）の一部を改め、更なる推進を図ります。

また、今回の改訂に伴い『美作市人権教育・啓発推進基本計画（概要版）』を作成しました。

印刷したものは、教育委員会及び教育分室の窓口に用意しています。

PDF版はこのページからダウンロードできますので、人権教育の学習、啓発の際にご活用ください。