からくり時計

さんぶ太郎伝説を伝える巨大からくり時計

からくり時計

2010年3月に誕生した、湯郷温泉街にある高さ7.9メートル、幅4.3メートルの巨大なからくり時計。岡山県に伝わる巨人伝説「さんぶ太郎」のモニュメントとして地元の人々に親しまれています。

朝8時から夜21時の間、正時を迎えるごとに時計の上部が4分間開き、巨大なさんぶ太郎が登場します。

さんぶ太郎の右手は、弁当の中から出てきた大きな石を箸でつまんでおり、左手は時計の屋根を押し上げ、大きな足を動かしているのが見える仕掛けになっています。屋根を持ち上げた高さは8メートル90センチに及び、愛らしい表情をのぞかせると同時に物語を伝える寸劇の音声が流れてきます。

さらに時計の中央部の小窓が開き、西国行脚にでた途中、1羽の傷付いた白鷺がその足を癒しているのを見て湯郷温泉を発見したと伝わる円仁法師や、美作にゆかりのある宮本武蔵も登場します。

伝説では、那岐山に腰掛けたさんぶ太郎が箸でつまんだ石を投げ捨てたところ、湯郷まで飛んで来たとされています。そしてその石は、2つの大きな岩が重なりあった「かさね岩」として現在も残っており、均衡を保ち絶対に落ちないことから受験のご利益スポットとしても知られています。

時計の前には屋根付きベンチがあり、温泉街の散策途中の休憩スポットとしても利用できます。 

 

基本情報

名称 湯郷温泉からくり時計
フリガナ ユノゴウオンセンカラクリドケイ
所在地 〒707-0062  岡山県美作市湯郷73-1  湯郷温泉北側
アクセス 中国自動車道美作ICより車で約7分
湯郷温泉観光協会より徒歩約3分 
ご連絡先 0868-72-0374 (湯郷温泉観光協会)
作動時間 8時から21時の毎時0分(約4分間)

地図情報

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お問い合わせ
産業政策部 観光政策課 観光振興係
〒707-8501 岡山県美作市栄町38番地2
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