民生委員は、厚生労働大臣から委嘱され、それぞれの地域において、常に住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行い、社会福祉の増進に努める方々であり、「児童委員」を兼ねています。
生活に困っている人のほか、障がい者、お年寄り、ひとり親家庭などの生活安定・向上を図るための相談に応じ、行政をはじめ適切な支援やサービスへの「つなぎ役」としての役割を果たすとともに、地域の方の見守りや安否確認などにも重要な役割を果たしています。
地域 | 人数 |
勝田地域 | 14人 |
大原地域 | 14人 |
東粟倉地域 | 5人 |
美作地域 | 36人 |
作東地域 | 26人 |
英田地域 | 10人 |
主任児童委員は、地域の子どもたちが元気に安心して暮らせるように、子どもたちを見守り、子育ての不安や妊娠中の心配ごとなどの相談・支援等を行うなど、専ら児童福祉を専門に担当する委員です。児童関係機関と連携・調整を行い、各地区の民生委員・児童委員と協力して児童福祉を推進しています。
美作市においては、6地域(旧町村)ごとに各2名の主任児童委員が配置されています。
民生委員制度は、大正6年に岡山県に設置された「済世顧問制度」が始まりといわれています。県知事が委嘱した「済世顧問」が貧困者の相談相手となり、気持ちを和らげたり、物をあっせんしたりして貧困を食い止めようとしました。
平成29年は、この「済世顧問制度」発足から100周年を迎え、民生委員制度創設100周年記念の年とされています。
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